2008-09-07から1日間の記事一覧

イエス様の主権

イエス様が逮捕された時も、最高法院の裁判においても、イエス様の主権は貫かれています。裁判では、大祭司はイエス様の沈黙にいらだち、又、イエス様の言葉に歯ぎしりし、その場にいた人々もイエス様を侮辱することによって、自分達が優位にたっていること…

大祭司の問い

偽証や、これらの訴えに対して沈黙を守り続けるイエス様に、議長の大祭司はいらだちました。そして口を開かせる為に、「おまえは神の子、メシアなのか」。と問いました。この問いにイエス様は答えられました。ご自身がまもなく勝利者として神の右に座り、人…

「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。・・イエスの言われる神殿とは、ご自分の体のことだったのである。」(ヨハネ2章)

イエス様が神殿を壊すという意味は、イスラエルの民が神様と争い、神様が遣わされた方を拒否する=「壊す」という意味でした。今まさに、イエス様を裁判にかけることで、神殿の破壊行為が始まっているのです。三日で建て直すとは、三日目に復活することを意…

最高法院での裁判

この時代、ユダヤはローマの属州に過ぎず、ユダヤには死刑執行権はありません。死刑を承認するのはローマ皇帝から派遣されている総督です。夜の内にユダヤの法廷でイエス様を裁き、有罪との一致した意見をまとめて、夜が明けたらローマ総督へ引き渡す計画で…

はじめに

マタイによる福音書は、イエス・キリストが神の子・救い主メシアであることを証言しています。神様のご計画のもとで、神様から遣わされて、地上に人間として生きられたイエス様は、その正しさのゆえに今や逮捕されて、裁判の席に引っ張り出されたのでした。 …

 26章57−68節

57 人々はイエスを捕らえると、大祭司カイアファのところへ連れて行った。そこには、律法学者たちや長老たちが集まっていた。 58 ペトロは遠く離れてイエスに従い、大祭司の屋敷の中庭まで行き、事の成り行きを見ようと、中に入って、下役たちと一緒に座…