はじめに

 今日はイエス・キリストが復活なさった過越しの祭りから数えて50日たった五旬節(ペンテコステ)の日で、教会がこの日に始まったという記念の日です。使徒言行録2章には、当時の全世界といってもよい、七つの民族と九つの地方(9節‐11節)から、五旬節の為に人々がエルサレムに集まっていたことを伝えています。その時に「聖霊」がくだって教会が始まったのです。
 今日は全世界の教会でペンテコステを記念する礼拝が守られています。大事なことは、教会が始まった時に聖霊が降った(くだった)ということですから、「聖霊とは何か」ということを聖書から学び、心の中にきちんと入れておきたいと思います。そこで今日は、以下の三つのことについてヨハネ福音書14章から学びたいと思います。

  1. 聖霊とは何か
  2. 聖霊はいつ降ったか
  3. 聖霊と私達の関係