1.聖霊とは何か

 「わたしは父(なる神)にお願いしよう。父(なる神)は別の弁護者(ヘルパー・助け主)を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。この方は、真理の霊である。」(16−17)

 この言葉から、主イエス聖霊(助け主)を父なる神にお願いする、ということがわかります。しかもその霊は「あなた方と永遠に一緒にいるようにしてくださる」のです。同じことが26節でもいわれます。

「しかし、(助け主である)弁護者、すなわち、父(なる神)がわたし(主イエス・キリスト)の名によってお遣わしになる聖霊が、あなた方 にすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる」。

 ここでは父なる神が、主イエス・キリストの名によってお遣わしになるのが聖霊です。(*16節では、主イエスが父なる神に願う)。「真理の霊」(17節)は、主イエス・キリストについて「何をなさったか、どのような教えをされたか」ことごとく思い起こさせて下さいます。