詩編・叫びの祈り

 旧約聖書詩編にも、叫びの祈りがあります

22:20 「主よ、あなただけは私を遠く離れないで下さい。私の力の神よ、今すぐに私を助けて下さい」

30:11 「主よ、耳を傾け、憐れんで下さい。主よ、私の助けとなって下さい」

31:17 「あなたのしもべに御顔の光を注ぎ、慈しみ深く私をお救いください。」

69:2 「神よ、私を救ってください。大水がのどもとに達しました。私は深い沼にはまり込み、あしがかりもありません。大水の深い底にまで沈み、奔流が私を押し流します叫び続けて疲れ、のどは涸れ、私は神を待ち望むあまり目は衰えてしまいました。

79:9 「私達は弱り果てました。私達の救いの神よ、私達を助けてあなたの御名の栄光を輝かせてください。御名のために、私達を救い出し、私達の罪をおゆるしください。」

119:86 「あなたの戒めはすべて確かです。人々は偽りをもってわたしを迫害します。わたしを助けてください。」

119:94 「私はあなたのもの。どうかお救いください。あなたの命令をわたしは尋ね求めます。」

 
 私達は幸いなことに祈ることが出来ます。そして祈りは神様が良しとされる時に聞かれます。ヨハネ福音書にはイエス様がぶどうの木のたとえを語られた箇所がありますが、その中で「あなたがたが私につながっており、わたしの言葉があなたがたの内にあるならば、望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる、との約束があります(15:7)。さらにヨハネ手紙1の5章にはこのようにあります。「何事でも神の御心に適うことを私達が願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対する私達の確信です。私達は願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことはすでにかなえられていることも分かります」(14節)。