「人は皆、草のようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」

 この元になっているのがイザヤ書40:6−8です。

「肉なる者は皆、草に等しい。永らえても、すべては野の花のようなもの。草は枯れ、花はしぼむ。主の風が吹きつけたのだ。この民は草に等しい。草は枯れ、花はしぼむが 私達の神の言葉はとこしえに立つ。」

 このイザヤ書の言葉の前には、バビロン捕囚の地からのイスラエルの民の帰還の預言があり、この言葉は人間の無常について語っています。天上からの呼びかけと地上からの応答・・二つの霊の対話です。 神(ヤハウェ)の栄光の前にはすべての被造物はやがて滅び、カルデヤ (バビロニア)の文化の繁栄でさえ 野の花のごとくやがて枯れ しぼまねばならない。アラビアの砂漠の熱風が吹けばたちまち枯れてしまう。しかし神(ヤハウェ)の言葉のみは変わることなく、永遠である。と語ります。