教会の規律について

 教会の群れに属する者が明らかに信仰の道から外れたことをした時、そのことを知った者は見過ごしにせず「二人だけのところで忠告する」ように教えています。忠告は正しい道に戻すという意味があります。教会は、罪の支配から救われた者達の「信仰告白共同体」であり、互いに対して責任を共に負っている所です。罪を知った者が事柄をおおやけにせず一対一で語るのは相手への配慮であり、もし忠告を受け入れたならば、道を外れた「主にある兄弟」を取り戻せたことになります。(15節)