第三段階

 しかしそれでも忠告が聞き入れられなかった時、教会の群れ全体でその人と向き合い、罪から離れるように勧告します。その人は罪から離れるか、教会の人々の愛から離れるか、選ばなければなりません。その人がかたくなであり続けるならば「主にある兄弟姉妹としての交わり」は終り、以後は,その人を「異邦人か徴税人(神様の支配の外で生きる者)と同様に見なす」(17節)関係へと変わります。教会が教会として立ち続けるためには、教会を聖なる場所として清く保ち、罪の告白・ざんげの祈りが口先だけに終ることがないように、又、つまずきの石を教会の中に置いたままではいけないのです。