はじめに

 今日の聖書はイエス様が天の国について語られたたとえ話の一つです。内容は、ぶどう園を持っている主人が収穫の時、労働者を雇う為に夜明けに広場に出かけて行きます。そして仕事を得るために待っていた人々に、当時の一日の賃金である一デナリを支払う契約をしました。主人はこの後、再び9時に広場に行き、何もしないで立っている人々に、ふさわしい賃金を払う約束をしてぶどう園に送ります。さらに12時と3時に再び出かけていきます。その度ごとに仕事を待っている人達をぶどう園に送りました。最後に5時ごろ出かけていくと、その時も仕事を求めて立っていた人達がおりました。彼らを雇う人がいなかったのです。主人は、日没前の1時間しかないにもかかわらず彼らを雇います。