初めと終り

 すべての事柄には初めがあり、そして終りがあります(入学式−卒業式、就職−退職、スタート地点−ゴール地点、月初め−月末、新年−年末、誕生―死)。この世界も「天地創造」という初めの時があって、「終末」という終りの時があることを、聖書は当然のように語ります。

 終末については旧約聖書(ダニエル書)に預言の記述がありますが、新約聖書にも福音書以外にコリント書、テサロニケ書、ヨハネの黙示録などに記されています。(その内容は必ずしも一致していない為、神学者の間でも議論があり、終末観は人それぞれ違います。終末のイメージは違っても)私達は毎週礼拝の中で、使徒信条「(主は)かしこより来りて生ける者と死ねる者とを審き給わん」とイエス・キリストの再臨(イエス様が再び来られる)を信じ、告白しています。私達は未来のことを見ることは出来ませんが、聖書の言葉を信じる信仰が与えられ、聖書を通して語られるイエス・キリストの言葉が真実であり真理であることを、聖霊の助けによって確信しています。