ペンテコステの日の出来事

 ペンテコステの祭りの日に弟子達は一つ所に集まっていました。突然、激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響き渡り、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると弟子達は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し始めたというのです。聞きなれない言葉をしゃべり出す弟子達、それを見て祭りに集まっていたユダヤの人達は「どうも祝いの葡萄酒を飲みすぎて酔っ払っているのではないだろうか」と怪しんだというのです。それを聞いたペテロは毅然として語り始めます。