心に適う=良しとする=喜びとなる

 イエス様が水から上がられてすぐ天が裂け、霊がご自分に降ってくるのをご覧になり「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と、神の声が聞こえたとあります。「心に適う」は原語では「良しとする」、もっと発展して「喜びとなる」です。イエス様は、イザヤ書の「主の僕」(42:1−9、49:1−9、50:4‐11、52:13−15)を思い起こし、その立場での責任と栄光と苦しみに思いを馳せられたかもしれません。神の霊を受け,神の子として宣言されたことは、大いなる喜びだったことでしょう。