はじめに

 本日は、日本キリスト教団が定めた伝道献身者奨励日であり、神学校日です。伝道者奨励日とは、神様があなたを伝道者として召しておられるかもしれないということを考えていただく日であり、又、献身して神学校で学んでいる神学生や神学校を覚えて祈り、応援する日でもあります。

エス様の言葉に、「収穫は多いが、働き手が少ない」「わたしについてきなさい。人間をとる漁師にしよう。」があります。聖書の言葉は信仰の決断を促す時や、迷いの中から大きな決断をする時に、私達を後ろから押してくれます。また、決断に確信を与えてくれます。

日本のクリスチャン人口は1パーセントに満たず、ほとんどの家庭はキリスト教に無理解であるといっても良いでしょう。牧師、伝道者になるといえば、家族・親族からの猛反対を受けるのが常です。しかし、反対される中で伝道者は神様からの召命を信じ、十字架の福音を語り続けます。かつて迫害の中で伝道が続けられた結果、福音はユダヤから全世界へ、日本へ、仙台へ、この山田の地まで届けられています。キリスト教は自分だけに留めておく宗教ではありません。伝えて初めて生きた宗教となります。