聖書に登場する百人隊長

 聖書には、部下の兵士が中風をわずらって寝込んでしまった百人隊長のことが記されています。この時、百人隊長はイエス・キリストのうわさを聞き、駆けつけ癒しを頼んでいます。「ただ、お言葉を戴かせて下さい。そうすれば私のしもべは治ります。私も権威の下にあるものですが、私の下には兵士達がいまして、その一人に『行け』と言えば行きますし、別の者に『来い』と言えば来ます。又しもべに『これをせよ』といえばその通りにします。」だから言葉をいただければ十分だとこの百人隊長はイエス・キリストに救いを求めたエピソードが記されています(マタイ8:5−)。これが部下に対する百人隊長の姿でありました。