2008-11-09から1日間の記事一覧

「キリスト我が内に在りて生くる」(ガラテヤ2:20)

聖書の言葉「イエス・キリストが我が内に生きる」ということ、イエス・キリストを信じる、合点するということは、知識のレベルにとどまらず、私達の生きる原動力として働くのです。どのような場面でそれが働くかに関しては、正解や見本はありません。 イエス…

信仰は新しい人生の歩みの原動力

ところで,イエス・キリストを合点する・信じるということは新しい私達の人生の歩みの原動力となります。奇しくも先ほど引用した「横井」も「山鳥」の二人も同じことを言っています。横井は次のように言います「合点するいうことは、その理(ことわり)を自分…

私達の信仰

さて、私達もイエス・キリストを知っています。聖書には次のようにまとめた形で紹介がなされています。 「『この方は、罪を犯したことがなく、その口には偽りがなかった。』 ののしられてもののしり返さず、苦しめられても人を脅さず、 正しくお裁きになる方…

百人隊長と十字架

振り返って、百人隊長の姿と重ね合わせたいと思います。彼はイエス・キリストの言葉や行ないを聞いて知っていました。時には実際に目撃したかもしれません。知識は少なからず蓄積されていたのです。しかしイエス・キリストが神の子である。人の罪の救いをも…

「知る」と「合点がいく・わかる」とは違う

さて、百人隊長の心の中に起きた変化についてさらに考えてみたいと思います。1864年(明治維新の4年位前)のことですが、明治維新の代表的な人物で、思想家である横井小楠(しょうなん)という人物が「思う」ということの重要性について次のように語ってお…

「確かに」

人々がペテロを見て「確かにおまえもあの連中の仲間だ」という「確かに」という表現は、百人隊長が使った「本当に」と同じ言葉です。百人隊長は、「『確かに』『本当に』この人は神の子だった」と語ったのです。「本当に」「確かに」という表現は、これ迄聞…

「本当に」

「本当に」という言葉は強い確信を表す言葉です。別の場面ですが十字架にイエス・キリストがかかる直前のこと、祭司長や民や長老達が遣わした人々が剣や棒をもってイエス・キリストを捕え、裁判を開き、死刑宣告をしようとした時のことです。弟子のペテロは…

十字架刑の執行責任者としての百人隊長

なぜイエスが十字架につけられなければならないのか。イエス・キリストは何を語り、何をしたのか。百人隊長はある程度承知していたでしょう。今日私達が聖書から教えられるイエス・キリストの姿をある程度理解していたと想像されます。しかも彼は現場責任者…

別の百人隊長

カイサリア(地名)に、イタリア隊と呼ばれる部隊が駐屯しておりました。その部隊の百人隊長がコルネリウスという呼ばれる人でした。使徒言行録の証言によれば、コルネリウスは信仰心厚く、一家そろって神を畏れ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈っていた…

百人隊長とユダヤ人の信仰とのかかわり

さて、エルサレムに駐屯するローマ軍、特に現場監督である百人隊長はユダヤ人の信仰についてかなりのことを知っていました。むしろ知らなければエルサレムの治安を維持するという彼らの使命を遂行することが出来ませんでした。ユダヤ人の信仰をあらわす代表…

聖書に登場する百人隊長

聖書には、部下の兵士が中風をわずらって寝込んでしまった百人隊長のことが記されています。この時、百人隊長はイエス・キリストのうわさを聞き、駆けつけ癒しを頼んでいます。「ただ、お言葉を戴かせて下さい。そうすれば私のしもべは治ります。私も権威の…

百人隊長

ローマ軍の百人隊長というのは、百人程度の兵をとりまとめる責任者、兵士の命を預かる現場責任者でした。戦いのない時は兵士全体をまとめる等,軍の規律のかなめとなり戦時は最前線に立って指揮をとる勇者でした。百人隊長の戦死率は低くなかったといわれてい…

第一の目撃者

しかし一人の人がこの様子を十字架のすぐそばで,つぶさに目撃していました。それはローマの軍隊の現場責任者だった百人隊長です。百人隊長は十字架の出来事の第一の目撃者です。イエス・キリストが息を引き取る様子を見て、彼はまるで自分に言い聞かせるよう…

はじめに

イエス・キリストは午前9時にゴルゴタの丘で十字架につけられ、午後3時に「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と叫びました。この言葉を聞きユダヤ人達は「預言者エリヤを呼んでいる」と言いました。預言者エリヤが天から降りて来てイ…

 15章33−41節

33 昼の十二時になると、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。 34 三時にイエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 35 そばに居合わせ…

 6章4−15節

4 聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 5 あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。 6 今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、 7 子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも…