伝える者と信じない者

 弟子達は復活のイエス様に会ってひれ伏しました。十字架の死を超えて神様によって復活された神の御子イエス様として礼拝しました。ところが聖書には「しかし、疑う者もいた。」という一文が挿入されます。

 弟子達は復活についてイエス様から生前、聞いてはいました。しかし「マリアは・・この事を知らせた。しかし彼らはイエスが生きておられること、そしてマリアがそのイエスを見たことを聞いても信じなかった。その後、・・イエスが別の姿でご自身を現わされた。この二人も行って残りの人達に知らせたが、彼らは二人の言うことも信じなかった。」(マルコ16章)。とあります。又、復活のイエス様が弟子の前に現れた時、「彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。そこでイエスは言われた。『なぜうろたえているのか、どうして心に疑いを起こすのか。』」(ルカ24:37−)と問われました。さらに疑っていたトマスに言われました。「信じない者ではなく、信じる者になりなさい」(ヨハネ20:27)。