天からの光

 暗い夜の中を、野宿していた羊飼いの前に、突然天からの光があたりを照らしました。私達の知っているこの世の光ではなく、「主の栄光」・・天からの聖なる輝きの光で人知を超えたもの・・であったがゆえに羊飼い達は恐怖を感じました。「非常に恐れた」(9節)の原語は「大きな恐れを恐れた」、心臓が止まるくらいの驚き、体に戦慄が走るような恐怖だったのでしょう。天使は羊飼い達にこう語りました。「恐れるな。私は、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(10−11節)。ダビデの町とはベツレヘムのことです。天使は、?今日、ベツレヘムであなたがたの為に救い主が生まれた。?この方は、あなたがたが待っていた主、つまり神の子キリストである。この二つの喜びのニュースを告げました。