はじめに

 今朝の箇所は、オリブ山でイエス様を天に見送った弟子達がエルサレムの町に戻ってからの話です。イエス様が弟子達に語ったのは、「エルサレムを離れてはいけない。約束の聖霊を待ちなさい。」ということでした。弟子達にとって、とどまることと待つことは決して易しいことではありませんでした。というのは、復活されたイエス様を天に送り、これからの自分達の歩みがまだ見えていない状態です。社会的にはユダヤ当局者達に憎まれ殺されたイエスという人の弟子です。ユダヤ社会の中にあって、ユダヤ教徒達から歓迎されない存在でありました。