祈り

 一日三回祈るということは、一日最低三回は神様を仰ぎ見る時間を持つということです。社会で働いておられる方々は、朝起きた時から夜寝るまで追われるように次から次へと休みなく体を動かしておられることでしょう。しかし忙しくしているといつしか神様が自分と共におられるということを忘れ、自分だけで働いている気持になる、という誘惑があります。又クリスチャンは、信仰的に霊的に、御言葉から切り離された生活に陥る誘惑が毎日、いつもあります。先週の説教でも、信仰生活にブレーキをかける重荷や、からみつく罪のとりこになる誘惑について語られましたが、毎日決まった時間に祈るということは、これらの誘惑を断ち切り、神様の守りから離れずに一日を終えることが出来る恵みの時となるでしょう。

 一日三回、何を祈るのでしょうか。私達人間にとって最も大切なことは、自分の創り主を正しく知ることです。イエス様を通して神様を知ることにより、私達は何を祈るべきかを学んでいきます。私達人間が生きる目的は、自分の生涯を通して神様の栄光をたたえることである、と学んだ時、私達の口は、それにふさわしい人間としてつくり上げて下さい、と祈るのです。