悔い改めは罪の赦しの第一歩

 ペトロは、「だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。」(19節)と迫りました。ユダヤ人のみならず全ての人は、悔い改めて神のもとに立ち帰るならば、神の赦しを受け取ることができ、その罪から解放されるのです。第二に終末と再臨の約束が語られます。ペトロはこの時を「主のもとから慰めの時が訪れる」と表現します。今、私達にはさまざまな苦痛があり、悲しみがあります。しかしその時には、神様の栄光が現れ、歴史の苦痛に満ちた歩みは、終りを告げます。

この時を迎えるために私達がなすべきことは、旧約聖書の言葉に従うことであり(22節以下)、それはイエス・キリストに聞き従うことです。