教会のなりたち

 私達はこれまで使徒言行録を通して、教会の成り立つ根拠を見てきました。一つは神の御子であるイエス・キリストが歴史のうちに与えられた(神様から遣わされて地上に生きられた)という事実。2つにはイエス・キリストについての聖書の証言。3つには使徒達を中心とした宣教です。この三つが聖霊の働きによって、一人一人に信仰を起こさせるのです。よく、「信仰が賜物として与えられる」といいますが、それは聖書に記されているように、聖霊によらなければ誰も「イエスは主である」といえないからです(一コリント12:3)。求道者の方々の中で、「イエス・キリストは私の主です。救い主です。」という信仰が与えられましたら、それは聖霊の働きであり神様からの招きによるものですから、喜んでその信仰を受けていただきたいと願い、また、与えられた信仰を公けにしていただきたいと願っています。