はじめに

 本日は「聖徒の日」として召天者記念礼拝をささげます。「聖徒」とは、神様に対してきよめられた者のことで、すべてのクリスチャン・キリスト者をさす言葉です。しかし「きよめられた者」とは、道徳的な意味でなく、コリントの手紙1:30「神によってあなた方はキリスト・イエスに結ばれ、このキリストは、私達にとって神の知恵となり、義と聖と贖いとなられたのです」。とあるように、その人自身が聖いのではなく、イエス・キリストの持っておられる義と聖を与えられた者、キリストの所有されておられるものを転嫁された者であるということです。「誇る者は主を誇れ」とあるように、私達には誇るものは何もない。ただ、イエス・キリストを信じる信仰によって私達は義とされ、聖いものとされている、ということです。