アイネアとタビタ

 今日の聖書には、二つの出来事・・一つは、8年間中風で寝たきりのキリスト者がいやされた話、もう一つはクリスチャンの婦人が生き返った話です。ここに、私達の生も、死も、病も、すべてを支配されるお方がおられることが伝えられます。私達は自分がいつ生まれていつ地上を去るのか、自分で決めることはできません。病についても同じです。私が出会ったある入院患者さんはこう私に言いました。「結核という病気がどうして起こるのか、その原因については知ることができます。でも私が知りたいのは、その結核という病気になぜ、この私がならなければならなかったのか、それが知りたいのです。」この言葉は、おそらく病気の方、すべての思いではないかと思います。しかし、この問いに対する答え、それを聞くべきお方は、神様以外にはおられません。