互いに仕えなさい

 その上、人間のあり方として、自由を得るために、自由を与える為に、互いに仕えなさいと勧めています。一人一人のかけがえのない自由を、「奉仕する自由として用いなさい」が結論です。「この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。」(ガラテヤ5:1)。「兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。」(同13節)。