7章15―20節

15 わたしは、自分のしていることが分かりません。自分が望むことは実行せず、かえって憎んでいることをするからです。

16 もし、望まないことを行っているとすれば、律法を善いものとして認めているわけになります。

17 そして、そういうことを行っているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです。

18 わたしは、自分の内には、つまりわたしの肉には、善が住んでいないことを知っています。善をなそうという意志はありますが、それを実行できないからです。

19 わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。

20 もし、わたしが望まないことをしているとすれば、それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです。