はじめに

 今日の聖書は、イエス様の十字架について、神様の御計画の意図を伝えているところです。神様はこの世界と人間を創られました。しかし人間は罪を犯し、不完全なものとなり、完全なる神様との関係は断絶されました。罪をつぐなうことのできない人間に、神様との和解の道はありませんでした。しかし神様は人間を愛して下さるゆえに、独り子であるイエス様をこの世に送って下さり、イエス様は、父なる神様の御心に従って人間の罪の償いとして十字架にかかり、死をもって神様の赦しを私達人間に与えて下さいました。これによって私達は、もう一度神様につながることができるようになりました。イエス様が「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、誰も父のもとに行くことができない。」ヨハネ福音書14:6)と語っている通りです。それゆえに私達は自分の罪を悔い改めて、イエス様を信じることによって救われます。罪が支配するこの地上に身を置く私達ですが、信じる者は神様の支配する神の国の民とされ、神様のご支配の中で生きるのです。