死と葬りと復活

 イエス様が十字架にかけられて殺されたのは金曜日でした。午前9時に十字架につけられ、昼の12時に全地が暗くなり午後3時まで続き、午後3時にイエス様は大声で叫ばれて息をひきとられました(マルコ福音書15:25−)。夕方になって議員であったアリマタヤ出身のヨセフが、勇気を出して、総督ピラトに「十字架上のイエス様の遺体を十字架からおろして引き渡して」くれるように交渉し、許可をとり、新しい亜麻布でイエス様の遺体を巻き、岩を掘って作った墓の中に納めました。そして墓の入口には石を転がしてふさぎました。(同15:42−46)。金曜日の日没から始まった安息日が過ぎて、三日目の日曜日の明け方、墓を訪れた女達は、墓の入り口をふさいでいた大きな石がわきに転がされているのを見ます。そして白い長い衣を着た若者から『ナザレのイエスは復活した』と聞かされました。