復活の証人

 弟子達は復活されたイエス様に出会い、復活の証人とされました。パウロは自分自身を、その証人の最後に書き連ねます。パウロは生前のイエス様にお会いしていませんが「最後に、月足らずで生まれたような私にも現れた」と断言します。パウロ使徒として歩んだのは、他の弟子達よりもかなり遅れて、キリスト者を迫害している最中に、復活のイエス様の声を天から聞いた時からです。パウロの生涯の前半は、まさにイエス様への反逆の歩みでした。しかし彼はイエス様から過去の罪を、完全な赦しをもって廃棄していただき、恵みのわざを受けたのです。パウロは復活のイエス様に出会った後の感謝と喜びが一つとなって、そこから豊かな実りが生じました。私達も又、パウロに続く者です。イエス様の十字架によって罪が赦され、新しい歩みへと導き出された者です。「HE IS RISEN!」。死は打ち砕かれました。私達も証人の一人です。