託された手紙

 手紙の最初には、異邦人に対しての割礼や律法の強要は、エルサレム教会の関知しないところで勝手になされたことを明らかにします。そして、「このバルナバパウロは、私達の主イエス・キリストの名のために身を献げている人達です。」と、二人のこれまでの伝道が献身的であり、二人が信頼するに足る人達であることを証言します。そして、パウロ達の報告に加えて、さらにバルサバとシラスが会議の結論について説明することが書かれ、最後に、会議で決まった4項目が記されていました(15:29)。