預言の成就

 聖霊降臨については紀元前5世紀に記されたヨエル書に「私はすべての人にわが霊を注ぐ」(3:1)と預言されていました。「わが霊」とは、神様の息・神様の力を意味します。「人」は神様が命の息を吹き入れられて生きた者になりましたが、その「神様の息」が「霊」という言葉です。 ヨハネ福音書でも、イエス様の告別の説教と呼ばれる14章から16章で、聖霊を与えて下さる約束と、聖霊の働きについて、語られています。さらに、イエス様が十字架で死なれ、三日目に復活されて天に昇られる前、使徒言行録1章4節で、イエス様は再び聖霊が降る予告をされています。そして、ついに約束は成就して、五旬節に弟子達の間に聖霊が降りました。