姦通の罪

エス様はこのあと、結婚した妻を(自分の欲望を中心に考えて)離縁して他の女をめとる男も、逆に、女性から離縁を切り出し、他の男性と再婚する女性も、相手に対して姦通の罪を犯すことになると警告しました。

結婚は、人間に対する神様の祝福ではありますが、同時に自分中心になりやすい罪深い人間にとっては、一つの試練ともなり得ます。

テサロニケ書には次のように記されています「実に、神の御心は、あなた方が聖なる者となることです。すなわち、みだらな行いを避け、おのおの汚れのない心と尊敬の念をもって妻と生活するように学ばねばならず、神を知らない異邦人のように情欲におぼれてはならないのです。このようなことで兄弟を踏みつけたり、欺いたりしてはいけません。(略)神が私達を招かれたのは、汚れた生き方ではなく、聖なる生活をさせる為です。ですから、これらの警告を拒む者は、人を拒むのではなく、御自分の聖霊をあなたがたの内に与えてくださる神を拒むことになるのです」(I:4:2−)