「わたしは仕えるために来た」(45節)

今日の聖書は、イエス様は罪を犯されなかったにもかかわらず、「罪に定められて」殺されるために、今、弟子達の先頭に立ってエルサレムに向かっているところです。弟子達は驚き、従う者は恐れたと聖書は伝えています。イエス様は12人の弟子達を呼び寄せて、「(私は)、人々の手に引き渡され、侮辱され、殺される。そして三日の後に復活する。」と三度目の受難と復活の予告をされました。

復活は死に対する勝利です。
それに対する弟子達の反応は、ヤコブヨハネが、将来、イエス様の右と左に座らせてほしいと、自分達を、他の弟子達よりも抜きんでた地位に置くように願い出るという、自己中心的な言葉だったのです。

エス様は、「それは私の決めることではない」と答えられました。そして、「あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。」と教えられました。

エス様ご自身こそ、私達人間の為にご自分の命を献げられ、私達人間に仕える道を歩み通されて、私達の模範となって下さったお方です。