「放蕩息子のたとえ」

今日の聖書は、有名なイエス様の譬え話の一つです。二人の兄弟がいて、弟は、父親が元気でいるのに自分の遺産相続分を要求し、家を出て遠くに行き放蕩の限りを尽くします。無一文になり、住んでいた地方が飢饉に襲われ、食べるのに困り、ある人の所に身を寄せますが、そこで豚の世話を頼まれます。(ユダヤ人にとって豚は汚れており、豚飼いの仕事は屈辱でした)。彼は豚のえさを食べたいと思うほど空腹に苦しみ、そこで初めて「我に返り」、父親を思い出します。