はじめに

今日読んでいただいた新約聖書は、東方の学者達の来訪の出来事について記されている箇所です。私達が驚かされるのは、救い主がお生まれになったというこのニュースを、ユダヤ人ではなく外国人が最初に受け取ったことです。ユダヤで救い主(キリスト)が生まれることは、旧約聖書で預言されており、今朝読んだミカ書も、その一つです。

どれほど多くのイスラエルの人達が、どれほど長い間、救い主を待ち望みながら、その思いを果たせぬまま、地上を去っていったことでしょう。そして、今、ようやく神様の約束が成就するという大事な時に、イスラエルの人々は、異邦人からこのニュースを聞かされることになりました。

彼らは、星に導かれて、東の方から来た占星術の学者達でありました。