ひとつの星

  民数記に「ひとつの星がヤコブから進み出る。」(24:17)とあります。ヤコブとはイスラエル民族のことであり、ここでは「メシア」が星と表現されています。占星術の学者達が、この「星」のことを聞いており、惑星の運動の法則によって、木星と金星(あるいは木星土星)が出会い、重なる年があることをつきとめたのではないかと考える説があります。ヘロデ王は、突然、外国からの旅人から「ユダヤ人の王として生まれた方はどこにおられるか」と問われて、あわてて聖書を調べさせ、メシア誕生の地がベツレヘムであることを知ります。それを聞き、学者達はイエス様の誕生の場に立ち会うことが出来ました。