はじめに

 本日は宗教改革記念の礼拝です。
今を去ること約500年前の1517年、マルティン・ルターがドイツのヴィッテンベルク城教会の扉に、95カ条の提題の紙を貼りだしたことを記念しての礼拝です。
 宗教改革は、ルターにとどまらず、その後のジャン・カルヴァンの改革に至るまで、広範囲に及ぶものでありました。宗教改革の全貌を取り扱うには時間的な制約もありますので、本日は、宗教改革の中でも重要な事柄であった「聖書の言葉に基づく信仰」という点に注目して考えたいと願っております。