祈る時

エス様は、「あなたが祈る時は、奥まった自分の部屋に入って、戸を閉め、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。」と教えられます。「奥まった自分の部屋」と訳されている言葉は、パレスチナの小さな貯蔵室で、そこは誰にも見られることのない場所であり、唯一、かんぬきがかけられる場所だったそうです。自分自身を人間社会から遮断して、只、天におられる神様だけに目を向けて祈ることを教えられました。又、くどくどと祈ること、言葉数が多ければ良しとする祈りを否定されました。なぜなら父なる神様は、私達のことをすべてご存知だからです。
祈ることで私達の魂は、愚かさと悪から救い出されます。私達が神様に願い事をして全てを委ねた時、私達は思い悩みから離れられるのです。