はじめに

エレミヤは紀元前7世紀後半から6世紀前半にかけて、主(おも)にエルサレムで活動した預言者です。預言者とは「神の啓示を受け、神の名によって語る人」です。エレミヤ書はエレミヤの「召命」から始まります。エレミヤは、生まれる前から神様に選ばれ、生涯、神様が定められた「預言者」としての人生を歩み続けました。しかしそれは苦難の連続でした。