はじめに

 この地上にキリスト教会が出来たのは、ペンテコステ聖霊降臨日)の日でした。その日、約束されていた聖霊が弟子達に降り、弟子達は聖霊を受けて、十字架で殺されたイエス様こそ神の御子・救い主であると語りました。この弟子達の説教を聞いて、信じた人々の群れが教会の始まりです。ですから、教会の土台はイエス・キリストです。教会が教会となっていくために、又、私達が「神の国の民」とされていくために大切なことを、イエス様はマタイ福音書18章で教えています。
第一に、天の国で一番偉い存在は誰か。<自分を低くして、子供のようになる人が、天の国でいちばん偉い>。 第二に、信仰の仲間をつまずかせることの罪の深さ。<信仰の弱い人をつまずかせるなら、その、つまずきになった部分を切り捨てなさい>。そして今日読んだところの、「神様の御心は一人も滅びないこと」。また、「教会の仲間が罪を犯した時には、どうしたら良いのか」。そして最後に、神様から赦された者が、もし隣人を赦さなければ、どうなるかについて語られています。