イエス・キリストは、再び来られる

今日の聖書、テサロニケの手紙では、イエス・キリストの再臨について記されています。聖書はその時を、「この世の終りの時」として伝えます。その時、準備のない者は、あわてふためきますが。聖書には、私達がその時にどう備えておくべきかを教えています。それが8節です。
信仰と愛を胸当てとして着け、救いの希望をかぶととしてかぶり、身を慎んでいましょう。」とあります。「胸当て」「かぶと」は戦う時の武具です。再臨に備えて武具が必要なのは、せっかく神様の恵みによって信仰が与えられても、その信仰が、使いものにならない状況に陥る人達が出て来るからです。私達を神様から引き離そうとする力が、「矢」や「剣」にたとえるならば、それを迎える武具が「信仰と愛」であり、「希望」なのです。神様は私達を罪の支配から救い出して下さった。私達は罪から救われた者として、今は、イエス・キリストと共に歩んでいます。やがて必ずやってくる終りの日に、私達は、神の国に招かれる希望の中に置かれています。
キリストは私達のために死なれましたが、それは、キリストと共に生きるようになるためです。」(10節)