はじめに

 今年の受難節(レント)は3月5日の水曜日から始まりました。初日の水曜日は特別な日で、「灰の水曜日」”Ash Wednesday”と呼ばれています。聖書で「灰」は、懺悔や深い悲しみ・嘆きを表わします。「灰をかぶる」とは、心からの深い悔い改めの思いを抱いていることを表します。そして、灰をかぶって祈ることは、罪を自覚して(告白して)嘆き、悔い改めの祈りを献げることです。私達も同じように受難節の期間、主の十字架の苦難と死を思い起こし、主が命をかけて贖って下さった自分の罪を深く見つめ、悔い改めと祈りの時をいつもより多く持って過ごしたいと願っています。