全地は暗くなり(33節)

 イエス様が十字架につけられたのが午前9時(15:25)で、今日の聖書には、その3時間後の正午、真昼間に真っ暗になるという天変地異が起こったことが記されています。これは天の父なる神様の御心が悲しみで暗くなったことを象徴的に表しているように私には思えます。命に溢れるはずの神様の世界が、人間の罪という暗闇を愛するサタン側の攻撃に襲われ、そこから人間を救い出すための「御子の苦しみ」を見ておられる父なる神様の悲しみです。