2007-09-30から1日間の記事一覧

おわりに

神様の憐れみについての聖書の箇所を一緒に聞きたいと思います。 詩編103:8−13 「主は憐れみ深く、恵みに富み 忍耐強く、慈しみは大きい。永久に責めることはなく とこしえに怒り続けられることはない。主は私達を罪に応じてあしらわれることなく 私達…

たとえの結論

イエス様は「あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、私の天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」(35節)と言われます。これは厳しい警告です。神様の「無償の赦し」を忘れて、私達が仲間の罪をいつまでも赦さないならば「無罪放免…

仲間を赦さなかった家来

たとえに登場する「家来」は、一万タラントという借金に真剣に向かい合わなかったゆえに、自分が赦されたことの背景にある「王様の大きな大きな憐れみと恵み」に鈍感になって、わずか100デナリオン(自分の借金の60万分の一)の貸しを赦そうとしませんでした…

借金の返済免除

神様は、たとえの王様のように私達を憐れみ、このつぐないきれない借金を無償で(イエス様の十字架の死と引き換えに)免除して下さいました。 自分自身が、神様の前にあっては、一万タラントという一生かかっても返済不可能な莫大な借金をしている者であり、…

私達の負っている借金とは・・

神様は私達に命を下さいました。家族を与えて下さいました。私達に能力や賜物や健康を与えて下さり、生きていくのに必要な太陽や空気、水など自然の恵みを与えて下さり、必要な食物で養って下さいます。 私達は造り主である神様に従って正しく生きていかなけ…

たとえの意味

王は「神様」、一万タラントという莫大な借金を負っている家来は 「私達人間」のことです。この話は「人間は一生かかっても つぐなうことの出来ない罪を負っていること」。「その大きな罪を神様に赦していただきながら、その一方で、小さな人間同志の罪を赦…

ところが・・

この家来は帰り道、自分が100デナリオンを貸している仲間に出会いました。彼は仲間に「借金を返せ」と要求します。仲間はひれ伏して「どうか待ってくれ」と頼みます。しかし彼はその願いを聞き入れず、仲間を牢屋に入れてしまいます。これを知った王様は,家…

たとえ

このあとイエス様は一つの譬え話をされました。それは王様と借金を返せなくなった家来の話です。家来は多分地方長官と考えられ、集めた税金の一万タラントを使い込んでしまったと考えられます。当時、ガリラヤとベレアを治めていたヘロデ・アンティパスが受…

イエス様のこたえ

その答えは驚くべきものでした。「七回どころか、七の七十倍までも赦しなさい。」でした。これは、1回2回と数えて覚えていられる数ではありません。すなわち「無限に、無制限に、限りなく」赦しなさいとイエス様は教えられたのです。

はじめに 

ペテロがイエス様に質問しました。「主よ、兄弟が私に対して罪を犯したなら何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」 当時のユダヤ教指導者達は同じあやまちは三度までゆるされるが、四度目からは赦されないと教えておりました。ペテロは当時の「三度」を…

18章21−35節

21 そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」22 イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。23 そこで、天の…