2014-01-05から1日間の記事一覧

「父の家」

イエス様は「神殿」のことを「父の家」と呼んでいます。イエス様が父である神様と強いきずなを持ち、イエス様御自身、イスラエルの成人男子としてこれから何をなすべきかを聖書から(=神様から)聞けるこの神殿は、「父の家」としてイエス様を引きとめる力…

イエス様の言葉の意味

「両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった」(49節)と、あります。イエス様がエルサレムの神殿に残っていたのは、神殿の中庭や広間にはいつも教師がいて、弟子達に囲まれながら教育をおこなっていたので、イエス様はその中に交じって話を聞いたり質問…

再会

両親がイエス様を見つけたのは三日後のことでした。神殿の境内で学者達と話しをしていました。ずいぶん時間が経過しています。その間の両親の不安と心配を考えれば、母マリアの言葉は当然といえます。 「なぜ、こんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お…

エルサレム神殿での出来事

ユダヤ人の男子は12歳になるとイスラエルの民の共同体として神様への奉仕の義務が与えられ、旧約聖書で定められた「戒め」に従う生活を 始めることになっていました。両親が、12歳になったイエス様をエルサレム神殿に連れていかれたのはそのような理由からで…

はじめに

イエス様の両親として神様から選ばれた父ヨセフと母マリアが、与えられた使命をどのように受け入れていったのかについて、聖書は伝えていますが、少年時代のイエス様については今日の聖書の箇所以外にはどこにも記されておりません。ただすぐ前の40節に「幼…

ルカによる福音書2:41−52

詩編34:2−11