はじめに

 今日の聖書は、毎年、受難週の初めの日曜日(しゅろの日曜日Palm Sunday)に読まれる個所でもあります。イエス様はご自分の受難と復活を予告されましたが、その苦しみを受ける為にエルサレムに近いオリーブ山沿いのベトファゲまでやってきました。町についた時、イエス様は二人の弟子を使いに出しました。(かつて伝道の為に12人の弟子を遣わされた時も、二人一組でした)。ある学者は、二人というのは助け合う為でありワンマンにならない為であり、弟子達が自分の能力や資質によって立っているのではなく、遣わされた者であることを忘れない為だと言います。