本物のクリスチャン

 四年前のこの伝道所の開設式の時「本物のクリスチャンを育てる教会でありたい」と話しましたが、本物のクリスチャンとは何だろう。まず「自分は神様に造られたものだ」「神様に造られたものにすぎない」ことをいつも忘れないということです。それはいつも自分の罪を自覚しているということです。第二に、私の罪の為にイエス様が十字架で死んで下さったということをいつもいつも心に覚えているということです。そして何か問題が起こった時(特に人に騙されたり、人に裏切られたりあざむかれた時)にこの事を思い出す。そうすると不思議とその問題をなんなくクリアすることが出来る。非常な強い力が与えられる。イエス様の十字架はそういう力を持っている。第三に、救われた喜びを毎日の生活の中で、行いとして表す。ザアカイは救われた時、即、不正な取り立てなら4倍にして返し、財産の半分を貧しい人の為に使うと言いましたが、そのように即、行いに出る。本物のクリスチャン・・それは、信仰と生活が別々のものに分離してしまってはいない。自分の日々の生活の内に何パーセントイエス様に従っているか、もう一度自分を見つめ直してみたいと思います。

私達の目指すところは、一日の内すべてがイエス様の御心に従う、御心を行うことです。そういう人に成長していきたいなと思います。(文責:佐藤義子)