召命

 イエス様が収税所の前を通られた時、レビは、(イエス様の霊の力で何かを見抜かれて)「私に従いなさい」という召命を受けたのでした。社会で一番下に置かれた「汚れた徴税人」が、恵みの輪の外にいたにもかかわらず、突然、神様側からの呼びかけという恵みの中に引き入れられたのです。人間側の評価やその人の立場は、神様には全然関係がありません。神様はそんな枠を簡単に超えられます。召命は人間側から見れば突然です。私達人間は罪にひきずられて、神様の声を聞かずに済まそうとする傾向があります。しかしこの世の富・名声・楽しみなどに心を奪われずに神様の呼びかけにすべてを捨てて、この世から立ち上がって従っていけるようになっているか、自分自身を吟味したいと思います。