2009-02-22から1日間の記事一覧

「正しい者はいない、一人もいない。」(ロマ書3:10)

私達すべての者が持つ罪や汚れは、イエス様がそのまま請け負い、身代わりになって十字架上で贖い、それによって私達は聖(きよ)さの源の神様に連なることが許されるようになりました。御子イエス様は人間としてその苦渋の務めを果たされ、神様の救いが完成…

食事の席で・・

この後イエス様はレビの家で食事の席につかれました。同席していたのはレビと同じ徴税人や罪人でした。「汚れた人々」と食事を共にしているイエス様に対し、ファリサイ派の学者は(無頓着であると)非難しました。イエス様は、人間を分断する彼らの生き方が…

召命

イエス様が収税所の前を通られた時、レビは、(イエス様の霊の力で何かを見抜かれて)「私に従いなさい」という召命を受けたのでした。社会で一番下に置かれた「汚れた徴税人」が、恵みの輪の外にいたにもかかわらず、突然、神様側からの呼びかけという恵み…

レビ

今日登場するレビは「徴税人(取税人)」で「汚れ」のグループに入れられ、忌み嫌われて社会から除け者にされていた一人でした。徴税人とは人々から税金を取り立て、それを支配者であるローマ(異邦人)やヘロデ王に納め、更に、税金に上乗せしてより多くの…

当時のイスラエル社会の階層

当時、社会は大きく三つの階層に分れていました。「聖」・「俗」・「汚れ」です。「聖」は祭司階級、「俗」は一般民衆、「汚れ」は律法で汚れているとされる病気の人・規則を破った者(犯罪人)・汚れた人々と接触して清めの儀式を経ていない者・真の神を崇…

はじめに

今日の聖書には、「群衆が皆そばに集まって来たので、イエスは教えられた」(13節b)とあります。群衆と呼ばれる人々はイエス様の話を聞いて、「今迄とは違う権威ある教え」であることに気付き、「汚れた霊の追放」「多くの病人の癒し」などを見ることによっ…

 2章13−17節

13 イエスは、再び湖のほとりに出て行かれた。群衆が皆そばに集まって来たので、イエスは教えられた。14 そして通りがかりに、アルファイの子レビが収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った…

 53章11−12節

11 彼は自らの苦しみの実りを見/それを知って満足する。わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために/彼らの罪を自ら負った。12 それゆえ、わたしは多くの人を彼の取り分とし/彼は戦利品としておびただしい人を受ける。彼が自らをなげうち、死ん…