イエス・キリストを遣わした「神」

 ペトロが語った「イエスこそ神から遣わされた方」という神は霊であり、目に見えません。その神を証しするために来られたのがイエス・キリストです。イエス・キリストが神から遣わされてこの地上に人間として生きられたゆえに、私達は目に見えない神様のことを正しく知ることが出来るようになりました。イエス・キリストの十字架刑は、同じユダヤ人がローマ総督ピラトに訴え出たことによって執行されましたが、神様はそうなることをあらかじめご存じであったこと、しかし神様はイエス・キリストを死の支配下に置かれたままにされるわけはなく復活させられたこと、弟子達はこの復活の証人であること、そして「あなた方が十字架につけて殺したイエスを、神はメシア(救い主)とされた」と、説教を語り終えたのです。