新しい民として

 イエス様は断食しない理由を、御自身を婚礼の「花婿」に、弟子達を「婚礼の客」に譬えました。そしてイエス様が奪い去られる日が来ること(受難の預言)、その時には「断食することになる」と預言されました。

 今日の箇所は、イエス様が、古いユダヤ教の形式的な束縛から人々を新しい福音という自由へと解放して下さった宣言と聞きます。イエス様を信じる私達は、神様から新しい民とされ「胸の中に主の律法を授けられ心にそれを記し、心の中にしっかりと主を神として立て、小さい者も大きい者も『主を知っている』状態にある」(エレミヤ31:33)とされています。私達はイエス様という福音を新しく授けられた民です。(後略)