2009-03-29から1日間の記事一覧

新しい民として

イエス様は断食しない理由を、御自身を婚礼の「花婿」に、弟子達を「婚礼の客」に譬えました。そしてイエス様が奪い去られる日が来ること(受難の預言)、その時には「断食することになる」と預言されました。 今日の箇所は、イエス様が、古いユダヤ教の形式…

「断食」

今日の聖書では、バプテスマのヨハネの弟子達と律法遵守の形式主義者ファリサイ派のグループが断食しているのに、断食を表立ってしていないイエス様の弟子達の行動の根拠を、人々が指導者イエス様に質問する形で「決められた形を守らないのは間違っている!…

受難節と洗礼

受難節と洗礼は、歴史的に密接な関係がありました。古代教会において、洗礼は一年に一度、復活日(イースター)のみに行われてきました。福音を知らずに死の世界にいた罪人が、イエス様の贖いを通して神様のもとに新たに生きるようになり、神様中心の教会を…

はじめに

今日は受難節第5主日です。この受難節に入ってから、週報の報告欄にいつも「克己・修養・悔い改めの期間として過ごしましょう。」とあります。「克己」は文字通り己に克つことです。罪に引きづられてしまう自分の弱い部分の克服に努めること、食欲・性欲・…

 2章18−22節

18 ヨハネの弟子たちとファリサイ派の人々は、断食していた。そこで、人々はイエスのところに来て言った。「ヨハネの弟子たちとファリサイ派の弟子たちは断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか。」19 イエスは言われた。「花婿…

 58章3−7節

3 何故あなたはわたしたちの断食を顧みず/苦行しても認めてくださらなかったのか。見よ、断食の日にお前たちはしたい事をし/お前たちのために労する人々を追い使う。4 見よ/お前たちは断食しながら争いといさかいを起こし/神に逆らって、こぶしを振る…